兒玉語録
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2001/2/01
初心に返り、良い種を蒔こう
私の21世紀初頭の書初めは「初心不可忘」だった。 皆さんに対する年賀状にも、そのように書いた。 初心に戻って1から出直し、基本をしっかり鍛えて、根を大きく張って、 更なる飛躍に備えを固めていこう…という思いを込めたのである。…
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2001/1/01
21世紀に羽ばたこう(良い運命は自らの手で切り開こう)
いよいよ千年の始まり、21世紀のスタートである。 まず2年後の自分を想像してみよう。 あるべき姿を描き、そこに納得のいく自分が立っているだろうか。 「こうありたい!!」と断言すれば、自ずと今、自分がやらなければならないことが…
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2000/12/01
高橋尚子『君ならできる』
どんなスポーツでも自信を持つことが最も大事である。 その自信の裏付けとなるのは、しっかりした練習以外にはない。 限界ギリギリのところまで練習して、「もうこれ以上のことは出来ない」「最高の練習が出来た」と満足出来るようであれば、…
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2000/11/01
夢は逃げない、自分が夢の前から去っていくだけなのだ。
「決めればいいんです。人間は可能性があるんだから。 あぁでもない、こぉでもないって考える前に自分を信じなさい。 自分はこうなるって決めればいいんです。」…とある人の話を聞いた。 しかし、現実は? 本当に自分の可能性を信…
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2000/10/01
天才を支える隠れた努力
インカレ、秋季リーグと今一歩のところで優勝を逃したことは残念だった。 終わったことは謙虚に受け止めて、その悔しさをバネに今後の大会に備えて貰いたい。 しかし、最有力優勝候補の大学に“勝ちたい”という思いを込め、8ヶ月間努力した…
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2000/9/01
百匹目の猿現象』(伝播の法則)
1950年、京都大学霊長類(研)の世界的に有名な「すみわけ」進化論の今西錦司先生 のグループの科学者達が、宮城県の幸島という無人島の猿に餌付けを始めた。 2年後に餌付けに成功した。 餌といっても畑からとれたばかりの泥だらけの…
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2000/8/01
充実した一ヶ月にする為にシートに挑戦しよう
今月はいよいよインカレだ。正月を返上して合宿をやったり、最善の努力をしてきた。 その今までの努力の結果を思いっきり発揮しよう。 明るく前向きに自信を持って戦おう。 一年はうかつに過ごすとアッという間に過ぎてしまう。 しかし…
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2000/7/01
自分を動機付け、奮い立たせる能力を身に付けよう
優秀なスポーツマンは常に明るく、前向きに自分を勇気付け、やる気を起こし、 モチベート(動機付け)する術を心得ていて、しかもそれを磨いている人が多い。 人間は誰でも何かをやる場合、“天使のサイクル”と“悪魔のサイクル”というもの…
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2000/6/01
チーム愛
人によって多少の違いはあると思うが、選手は自分のチームに愛情を持っている。 負ければ悔しい…当たり前のことだ。 勝ったときに爆発して喜べる選手なら、負けたときの悔しさも大きいに違いない。 「結果を気にするな」とよく言われる。…
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2000/5/01
本気になった人間は強い
並木、関東学生新人選手権優勝おめでとう。 白木(2位)、藤井(3位)も入賞おめでとう。 苦しい闘いをよく頑張った。 健闘をたたえたい。 柳田を始め他の選手達は、この敗戦の悔しさをバネに、より一層の精進を期待したい。 今年…
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2000/4/01
野尻 博さんの話
これは、君達の先輩で上阪俊司氏(S.53卒. 主務 前原正浩氏と同期)が あるセミナーで聞いた話である。 野尻さんは、背中にドラムを背負ってギターやエレキ、シンセサイザー、ピアノ といった、一人で7~8もの楽器を演奏するエン…
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2000/3/01
「信念」と「熱意」を持って羽ばたこう
今年は、記念すべき年となる大きな事柄が、又一つ増えた。 それは、中国の上海交通大学との定期交流が、 先方の熱意と明治大学関係者の暖かいご支援により、合意に達したものである。 過去数回、世界大学選手権の日本代表監督として参加し…