21世紀に羽ばたこう(良い運命は自らの手で切り開こう)

2001/1/01

いよいよ千年の始まり、21世紀のスタートである。
まず2年後の自分を想像してみよう。
あるべき姿を描き、そこに納得のいく自分が立っているだろうか。
「こうありたい!!」と断言すれば、自ずと今、自分がやらなければならないことが浮かび
上がるはずだ。
私自身も納得のいく自分を信じて行動する決心を固めた。
自分との勝負が決まるのは、今から2年後。
その為には、1年後の自分、半年後の自分はどうなっているか、
明確な目標をしっかり立てることだ。
そして、その目標に向かって、「どんなことがあっても、やり抜くぞ…」と決意を固めて
行動に移すことである。
人は言葉を発さなくても、心の中で自分に言い聞かせている言葉がある。
スポーツマンには特に多い。
自分が自分に語る言葉。
普段はあまり意識していないが、好調のときとか、あるいは上手くいかないときとか、
よく観察してみると、自分に何かしらつぶやいたりしていることがある。
そういうセルフトークは、自分に対する自己暗示でもある。
「今日は調子がいいぞ」と語りかけることによって、
自分をその気にさせる効果があるものである。
しかし、普通の人は、マイナスの暗示を使っていることの方が多い。
「調子が悪い」「だから俺はダメだ」「あんなことをやって失敗した」「俺は意志が弱い」
失敗したり、不調だったりすると、まるで心の中のテープが自動反応のように回り始める。
このマイナスのセルフトークは、語るのも自分、聞かされるのも自分、だから、他人に言
われるのよりも2倍弊害が大きいものだ。
調子の良いときや失意の中にあっても、自分を励ます為には、プラスのセルフトークを
使うことが殊の外大事だ。
「やったぜ」 「俺って凄いぜ」 「ナニクソ!ここで音を上げてたまるか」
「な~に、こんなことは体験済みだ」
そんなことを書き出してみると、プラスのセルフトークが、
どんなに自分の助けになっていたか、改めて実感出来るに違いない。
そして、土壇場に強い人間になれる。
成功している人は、みんなプラスのセルフトークを味方にしている。
つまり、自分で自分を勇気づける名人になっているのである。
これが成功者の秘訣で、そのエッセンスは
「言葉とイメージと行動が、自分の夢を実現し、自分を成功へと導く」のである。
自分の運命を開く。
これは自分だけしか出来ないことだ。
運命こそ、写された自分の本当の姿である。
ごまかさないで、ジーッと見つめよう。
正しく本当の自分を知り、自分を解って、自分を正そう。
それが運命を変える道である。
良い運命を自らの手で切り開き、前進する勇気を生み出し、21世紀に羽ばたいて行こう。