毎日の行動は可能性の追求である

2003/9/01

何をやらせても80点、90点の合格点は取れるが、100点満点は取れないという
平均的タイプの人がいる。
他のことはダメだが、これなら日本でも、或いは、世界でも
何本かの指に入いるという特徴のある選手を目指して貰いたい。
例えば、サービスだけは凄いとか、レシーブは非常に上手いとか、
フォアクロスのドライブは人に負けない、ストレート打ちが最も得意だとか。
ビジネスの世界でも一流のプロになるには、
「自分の強みを発見し、そのフィードバックをすることが必要だ」と言われているように、
自分の強みをよく知り、それを活かすことを見つけることが大切だ。
人間には誰でも長所も欠点もあるが、以前にも話した通り、
長所は短所、短所は長所にもなる。
要は、自分の個性を見極めて、それを最大限に発揮することを見つけること。
まず、第一歩は、現在自分の置かれている立場での役割を誠実に全身全霊を
打ち込んで取組むこと。たとえ、最初は意にそぐわない結果しか出なくとも
一生懸命に目の前の与えられた役割や自分で定めた目標に取組んでいけば、
だんだん、成果があがるようになり、周りの評価も変わる。新しいことに挑戦する機会が増え、
そのうちに自分でも気がつかなかった才能が花開いてくるものだ。
君達が羨ましいと思う人や、どんな分野でも一流といわれる人は、
初めから素晴らしい能力や技術を持っていたわけではない。
常に独創的に考えて行動し、今日より明日、明日より明後日と常に改良改善を
積み重ねようという心を持って、その道に打ち込み、
日々前進し続けた結果、成功の道を歩んでいるのである。
自分の持っている全エネルギーを志した道に集中して、わき目も振らずに、
6年間(1日/5時間×300日=1500時間×6年=9000時間)、
執念を持ってやることが出きれば、誰でも必ず一流選手となり、世界で活躍できる。
ただし、その9000時間をいかに集中出来るかが、天才(一流)と凡人の差となる。
大学4年間はその6年間の最も大事な期間だと思う。
最後の仕上げの4年間か、これからのための4年間か、
6年の中の丁度中心の4年間か、それぞれ人によって4年間の位置付けが違うとは思う。
長い人生には必ず浮沈がある。
しかし、努力と熱意、勉強、向上心は必ず報われる。
どんな場合でも、一生懸命努力していれば、必ず運に恵まれるようになってくる。
勝利の女神も微笑んでくれる。
「低い目標より、高い目標の方が、実現するのは、やさしい」
とビジネスの世界ではよくいわれている。
現状の10%とか20%というような達成目標を設定した場合は、
どうしても現状を前提とした対応策を考えてしまい、
抜本的な対策まで考えを及ぼさないために、かえって目標を達成できない場合が多い。
ところが、目標を一気に高いところに決めると
「これは、必死にやらなければならないぞ」となる。
そして、現状の延長線上で考えていては、とても達成できないので、
ゼロから全く新しいドラスティックな発想をするようになる。
新しいことに挑戦すれば、失敗はつきまとうもの。
だが、失敗を恐れていては、未来はない。
失敗に際して、どう対処するかが問題なのである。
昔から「失敗は成功のもと」というように失敗は必ず解決策を連れてくるもの。
成功と失敗は正反対のことと考えがちだが、実際には、どちらも同じ道程の結果だ。
失敗したことを反省して、やり方を変えて再び挑戦すれば、
成功する確率はどんどん高まっていくものである。
自分の前に平坦な道が開かれていると思う人には向上も進歩もない。
道は自分で作るもので、困難を承知で前に進んでこそ、道は後からできてくるものだ。
「毎日の行動は可能性の追求」…実にいい言葉だと思う。
日常の行動とは、可能性を追いかけることである。
成長のための発見の要素や、成長のための発展、改善の要素は無限にある。
そう考えて、常に新しい目で日常の行動に取り組みたい。