命がけで輝け!

2015/1/01

『命がけで輝け!』
(今年の書き初め)

明けましておめでとうございます。

2015年 新たな希望に燃え、情熱を持って、明るく、前向きにスタートしましょう。

今年の書初めは、『命がけで 輝け』としました。

「命がけ」というのは、何事も本気で、全力で向っていくということ。

人も組織も蛻ぜい変へん(蝶が、青虫からさなぎになり、脱皮して美しい蝶になるように変わる様)し、
人間力を磨いて進化していきましょう。

人間力とは、人格を磨き、教養を磨き、内面からにじみ出るものです。
年齢に関係なく、若くても周囲からの信頼が厚い人、これが人間力です。

自己成長は、人としての役割であり、人としての義務です。

どんなに苦しい状況でも、或いは人の嫌がる仕事にぶつかったとしても、
「困難なことを修行するのも面白い、喜んで勇んでやっていこう」という意気が大事です。

成功することを強い思いでイメージすれば、困難なことが起きても必ず突破できます。

人間は十人十色、1億2千万人の日本人がいても、顔も違うし体付きも、性格も違う。
自分は自分である。そこには自分の誇りがあり、自信がなければいけない。
自分が他人と違うところをよく考えて、自分の道を自分の力で歩んでいこう。

命とはどういうものか、大きく分けて二つの考え方がある。
一つは、今後どうなるかは大体決まっている。
人が何歳くらいで死ぬのかも大体決まっているという考え方━これを「宿命」という。
宿命の「宿」は止まるという意味。

それに対して、命は常に変化し続けている。そう考えるのが「運命」です。
運命の「運」は「運ぶ」つまり、動く。
だから、「運命」と「宿命」は、全く反対の言葉です。

人の能力や才能は親譲りで遺伝だからしょうがない。 これは「宿命」だという考え方です。
しかし、最近の研究で遺伝子の働きは、心の状態、環境や刺激でオン・オフになり、
変化するということが解ってきた。
遺伝子の情報は一人ひとり違います。
プラス発想をすれば遺伝子が目覚め、マイナスの発想をするとうまくいかないのです。

遺伝子には無限の可能性が秘められています。
個性的な遺伝子をオンにして、自由な発想で、大きな夢や志を持つことが大切なのです。

君達は、去年の正月に自分はこれだけは実行して、このように目標を立て、
大きな夢の実現に一歩でも近づいていこう・・・と誓いを立てた━と思う。
そして、年末に振り返り、自問自答してみて、
自分の実力は10%伸びた。50%伸びた。いや、俺は200%伸びた、と、
自分に対して言えたかどうか。

人生には、困難なこと、苦しいこと、辛いこと、いろいろある。
逆境というのは、その人に与えられた尊い試練であり、この試練にもまれながら、
不屈の精神で生き抜いてきた偉大な成功者は数多くいる。
しかし、逆境でなければ人間は成長しないと思い込むのは良くないと思う。

逆境は尊い、しかし、順境も尊いのである。
どちらであれ、要は、その与えられた境遇に素直に、謙虚な心で生きること。
素直さを失うと、逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生んでしまう。
逆境も、順境も、そのときの自分に与えられた一つの運命。
素直に受け入れて、生きることです。

素直な心と、謙虚さを持ち、すべてに対し学ぶ心があれば、
人は、強く、正しく、聡明になります。
チャレンジすることに喜びを感じる一年にしていこう。

自分には自分に与えられた道があります。

自分の道、自分だけの道は、これから先どのような姿を見せてくれるのだろうか。

やれば出来る。必ず出来る。やる気があれば必ず出来る。あきらめるな、何があってもあきらめるな。

今年もまた、大きな夢と高い志を持って、果敢に挑戦して輝いていこう。