情熱は最も優れた能力

2020/9/01

私は、情熱(熱意)という言葉が大好きです。

「情熱」とは、物事を成し遂げるときには、最も大事な要素で、最も優れた能力です。
だから私は今でも、何事にも情熱を持って事にあたりたいと思っています。

やりたいことを実現するのに 「やろう!」 という意思。
これはお金で買うことも出来ないし、人から作って貰えるものでもありません。
自分の心の中から燃え上がるような、そんな情熱が湧いて、意思となるのです。
それだけに意思は尊いものだし、意思こそ力だと私は思っています。

若い時の情熱は、将来大きな力になると信じています。
10代、20代の時期に何かに夢中になれた人は、
一生情熱を持ち続けることができるのではないかと思っています。

情熱を持って、喜びを感じつつ、夢に向かって挑戦し、
強い情熱と信念を持って事にあたれば、必ずフォローの風が吹きます。
生きる限り成長することが、人間としての義務です。

「情熱」は喜びであり、希望に燃えることが出来れば、人は疲れません。
立てた目標を達成し、大きな達成感を味わうために、
辛い困難に直面することもありますが、この経験を上手く活用出来れば、
それは成長のための大きな「チャンス」となり、
「成長するためには、苦難も喜びである」 と思えるようになります。

情熱がなければ、いかなる才能も開花しません。
情熱は創造の源泉です。

今まで私は仕事の上でも、卓球の選手としても指導者としても、
その時点、時点で掲げた目標をクリアしながら歩んできましたが、
その陰では多くの失敗を経験してきました。

人は誰でも、自分では気づかない素晴らしいものを持っているものです。
何事も堂々と、自信を持ってやることが大事です。
生きる限り成長することが人間としての義務です。

「運」というのは誰にでも平等に訪れてくるものですが、
それを掴む人と、通り過ぎてゆくのを見逃してしまう人とに分かれます。
運を掴む人は、常に情熱を持って一生懸命やっていますから、そのチャンスを掴むことが出来るのです。

情熱は年齢に関係なく、燃える心の力です。
情熱(熱意)は周囲の人に感染します。
自ら燃える人は、人をも燃えさせる力があるということです。
思い切って周囲に情熱を与えられる人になりましょう。

日本電産の永守社長は、 能力 5 倍、 情熱 100 倍

できる人と できない人の能力の差は、せいぜい5倍だけど、情熱の差は100倍にもなる。
能力の欠如は情熱でカバーできる…と言っています。
私も全く同感です。

そしてこのように情熱を持っている人には周囲の人が、「運」 を運んできてくれます。
精神論ではなく情熱こそが努力するエネルギー源になり、物事を達成するための原動力になるのです。

実行するとは、覚悟を決め、肝を据えて、目標に向って進むことです。
情熱を持って事にあたり、実行することにより人間は成長し、情熱を磨き上げて進むところには、愛と感動が満ちて来て、
真の喜びを味わうことが出来るものと信じています。