自分の思いをいっぱい蒔こう

2000/2/01

英語でpromiseとcommitmentという言葉がある。
これは、共に「約束」という意味だが、promiseが単なる「約束」であるのに対して、
commitmentは「絶対にやり遂げるぞ、という固い決意を伴った約束」という感じの
言葉です。
“Are you making a promise or a commitment?”
(あなたは約束しているのですか?それともコミットメントしているのですか?)と…..
これは、こちらの覚悟の程を迫られたことになる。
こういう会話からも前者と後者の差が分かる。
要するに、commitmentは「思い入れ」や「のめり込み」がpromiseよりも強烈な言語だということが理解出来る。
君達も自分の夢や目標に向かって、固い決意でcommitmentすることが重要だ。
以前、「習慣は第二の天性なり」….という話をした。
思いを蒔けば行いを刈り取り、行いを蒔けば習慣を刈り取り、
習慣を蒔けば天性を刈り取るようになる。
コトがうまく運ばないと嘆く人がいるが、第一の天性に第二の天性をプラスしないからだ。
第二の天性を身に付けるには、まず早く起きること、早起きの習慣をつくれない人は「天性」は望めない。
朝、起きられないのは「喜び」がないからだ….と思う。
あゝしよう、こうしようという一日の目標と計画が定まっていないからだ。
夢や野心が行動のエネルギー源となる。
良き野心は良き思いを注ぎ込むことだ。
思いを蒔くこと、善い「種」を蒔くこと、少しではなく、いっぱいに。
少ししか蒔かない者は、少ししか刈り取れない。
豊かに蒔くことである。
早朝の習慣をいっぱい蒔けば、もう目的の半分は達成したようなものだ。
「絶対やり遂げるぞ!」と固い決意を持ち、夢や野心を持って自分自身と周囲にその思いを撒き散らしていく選手が何人出現するのか楽しみでならない。