自分に与えられた道を邁進しよう

自分には自分に与えられた道があります。

天から与えられた尊い道。

他の人には歩めない、自分だけしか歩めない、又2度と歩めない、

かけがえのない道。

上りもあれば下りもある。

広い時もあれば狭い時もある。

この道が果たして良いのか悪いのか、思い悩む時もあると思う。

今立っているこの道、今歩んでいるこの道、

ともかく、この道を休まず歩むことである。

他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、

道は少しも開けない。

道を開くためには、まず歩まねばならない。

それは自分だけに与えられている、かけがえのない道だから・・・と。

心に決めて、一生懸命歩む、

そこから必ず新たな道が開けてきて、深い喜びも生まれてくる・・・と。

これは松下幸之助さんの言葉です。

ドイツ系ユダヤ人だったV・E・フランクルという心理学者がいる。

彼はユダヤ人だというだけの理由で、アウシュビッツ強制収容所に送られた。

日中戦争で日本は軍人・民間人合わせて約310万人が亡くなったが、

ユダヤ人は戦いもせずに600万人が殺された。

ユダヤ人の総人口は1800万人だったので、

その3分の一をヒトラーは抹殺したわけである。

フランクルは、この戦いではどうせドイツが負けるだろう。

しかし、それまでにはおそらく数年かかる。

その数年の間、地獄のようなアウシュビッツで、どのようなものの見方、考え方、

生き方をした人間が奇蹟的に生き残るかを、自分も殺される立場でありながら、

冷静な心理学者の目で観察していた。

そして、一つの結論に達したのだ。

彼は著書『夜と霧』の中で次のように記している。

「地獄のようなアウシュビッツで奇蹟的に生き残ったのは、

頭の良い人間でもなければ、要領のよい人間でもない。

体力のある人間でもなければ、腕力のある人間でもなかった。

自分は何のために生まれてきたのか、何のために生きているのかを

明確に知っている人間だけが生き残ったのだ」と。

11年間、シベリアに抑留されていた瀬島龍三さん(帰国後、伊藤忠商事、副社長、

会長を歴任)も同じようなことをおっしゃっているので、

極限状況下において、それは真実なのだろう。

良い人生を送るために、自分の道をしっかり見定めて歩んで欲しい。

自分の志した卓球という道を通して達成感を感じ、

その道を通して自分の長所を活かしながら、能力を発揮し、

達成感を得られる人生を送ってもらいたい。

参考:先見経済 

 天台宗僧侶  藤井 妙法 

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