私の好きな言葉(熱意・努力・素直・謙虚・感謝)

『私の好きな言葉』 (熱意・努力・素直・謙虚・感謝)今まで努力してきた成果を思う存分発揮され熱意をもって活気溢れる熱戦を期待しております」 これは、私が日本学生卓球連盟の会長として、全日本学生卓球選手権や、 大学対抗選手権大会の開会の挨拶で最後の締めくくりに必ず使う言葉です。 私は以前から、「頑張るという言葉が好きではないので熱意とか、努力という言葉を多く使ってきました。 何故か?・・・といいますと、「頑張る」という言葉は、 大辞林によると、一生懸命努力忍耐)する・・・という意味は勿論ありますが、我意を張り通す。どこまでも強く主張する。自分の意思を強く押し通す。 という頑なな心が見える意味があるから、あまり好きになれないのです。

でも、「がんばる」「がんばろう」という言葉はどうしても使いたくなるし、使わざるを得ないことが多くありますので、色々悩んだ結果、「願晴る」という造語を考えました。 「願いを込めて晴れやかに努力する」という意味です。 最近、私の周辺では、この「願晴るが定着しつつあります

熱意」、「努力」、「素直」、「謙虚」、「感謝」 は、大好きな言葉です。

熱意」(大辞林)熱心に打ち込む一つの物事に精神を集中して、一途にそれに打ち込んでいる気持ち。

熱意は自分を動かし人をも動かす力があります。 あらゆるものを活かし動かす原動力です。 たとえ、知識や才能が少しくらい乏しくても、強い熱意があれば、 多くの人が必ず加勢してくれます。 そのことによって自分の環境が変わり、物事を成し遂げる大きな力となります。

また、熱意さえあれば、必ず自分でもよい知恵が生まれ、 成すべきことが見えてきて、自分の将来が良い方向に開けてきます。 「努力」については、先月(11月号)の「私の素質論」で詳しく述べました。

素直」 シドニーオリンピックの女子マラソンで優勝した高橋尚子選手について、 小出監督は、彼女の「強さの最大の秘密は素直さ」だと言っています。 彼女が強くなってきた大きな理由を一言でいえば性格だ・・・と。 強くなりたいという一心があって絶対に諦めないで非常に素直

強くならない子は自分の心を閉ざしてしまっている。 いくら私の経験で強くなるように指導してあげても、心の扉を閉めているから 入ってはいけないのだ。 高橋はいつも開けておいてくれるから、私がいうと心にスーっと入っていって、大きくなる。 また言うと、また大きくなる。 どんどん大きく伸びる。 高橋の強さの秘密はそんな素直さなのだ・・・

謙虚感謝」今をときめく競馬ジョッキーの浜中俊さんは、 3年前の2012年に24歳という若さで「最多勝」を勝ち得た。 騎手の選手寿命は長く、経験や技術がものを言う競技なので、若手の台頭は難しい。 そこへ、デビューが18歳の彼が彗星のごとく現れ、6年目にしてトップの座に躍り出た。 JRAの斡旋で調教師、坂口正大氏の厩舎の所属騎手となる。 弟子を取らないことで有名な坂口氏が俊少年を引き取ったことは、関係者の耳目を集めた。 坂口氏は騎乗の訓練だけでなく、挨拶などの礼儀作法から、 敬愛される人間になるにはどうすればいいかまで、手本を示し、指導した。 「武豊さん、福永祐一さん、名騎手たちの馬を下りた時の姿を見ておきなさい、と」 そこで見たのは、謙虚さとあらゆるひとたちへの感謝の気持ちだった。 「好かれる人間が勝利に近づくのだと思いました。━と彼。 トップを切って、ゴールした時は一瞬音が消えるそうだ。 続いて自分の馬の蹄の音がかすかに響く。 あの爽快感を一度味わったら最後、永遠に勝利を目指したくなる、という。 「人間を賢くするのは未来への期待です。 未来の期待を心の内に失わない人は いつも若々しい」という言葉があります。 「未来の期待」とは、どんなつらいこと、苦しいことがあっても、 自分への期待を失ってはいけないということです。 希望の火を心に燃やし続けている限り、 人は若々しく、明るく、前向きに活動することが出来ます。 心の若さこそ全ての若さの源泉です。

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