「YES、WE CAN」 ⇒ 「YES、WE DID」

『 「YES、WE CAN」 ⇒ 「YES、WE DID」 』 (そうだ、私たちはできるんだ) ⇒  (そうだ、私たちはやったぞ) 

バラク・オバマ上院議員が、米国史上初の黒人大統領として、

当選を果した。まさに、この事実以上の「チェンジ」はないだろう。

同氏は当選演説で、

「黒人も白人もない、 若者も年寄りもない、

金持ちも貧しい人もない、民主党も共和党もない、

 ヒスパニック ・ アジア系 ・ ネイティブアメリカンもない、

我々は今も、そして、これからもアメリカ合衆国そのものだ」 と団結を呼びかけた。 僕は、この演説に心を打たれた。

敗れた共和党のマケイン氏もオバマ氏に対し、 人種問題を乗り越えて、米国初の黒人大統領となる偉業を称えたという。

オバマ氏の支持者たちの間に広がった歌の中の言葉 「 YES,WE CAN 」 (そうだ私たちはできるんだ) が象徴的で、 素晴らしい「キーワード」であったと思う。

厳しい勝負の世界に生きている我々には、

言葉の持つ力を本能的に知っている。

言霊(ことだま)である。

日本人は特に、言葉の持つエネルギーを大事にしてきた。

「書いた言葉」でも「話した言葉」でも、言霊は宿るのである。 言霊とは「言(こと)は事(こと)になる」の意味。

要するに「発せられた言葉、或いは書かれた言葉は事実となる」 ということだ。

心・技・体とあるが、技術と体力が拮抗して最後の場面になった時、 精神力が勝負の決め手となるということは、我々はよく解っている。 そこで、プラス思考で思い切って積極的になるか、消極的になるかが 勝負の分かれ目となる。

その心を支配しているのは、案外単純な言葉であり、 それが大事なキーワードとなる。

オリンピックなどでも、陸上の100mやスピードスケートのスタート直前や 或いは野球のピッチャーがマウンド上で 呪文を唱えるように、口を動かしているアスリートは数多く見られる。 卓球でも、国際大会などで、一本を争う大事な場面では、よく見受けられる。

「自分の状態は最高だ」 「最後は勝つ」 「自分はできる」 「リラックスして思い切ってやろう」 「自分にはツキがある」

など、自分のキーワードとなる言葉を持っていて、つぶやいているのであろう。

大脳生理学では、「言葉はまさに意識そのものだ」と言われている。 言葉とは、人間が進化する道程で、培ってきた非常に重要な能力だ。

「単純な一言」であっても、100以上ある筋肉を自在に操り、 声帯や気管、口、舌を変化させ発声させる。

そして、自分の意志を伝えるだけでなく、 自分の心に影響を与えることも出来るのである。

自分の長所を認めて褒め、仲間の良いところを褒め、 一人ひとりの夢や目標、チームとしての夢・目標を貫徹できるよう、 全員が協力し合い、アメリカ合衆国の大統領選のように 「 YES、WE CAN 」から「 YES、WE DID 」と胸を張り、 全員が「強い思い」を持って、願晴っていこう。

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