人生には決意と覚悟が必要

人生には決意と覚悟が必要 (勇氣を持って自分を信じよう)

自分はどういう生き方をしたいのか 自分はどういう夢を持った人間なのか 自分はどういう「志」(心に決めた方向を目指す)を持っているのか

といったことを自分で決めて、この1年の初めに目標を決め、通年計画を立てて、 それを自分だけでしまっておくのではなく、 指導者と共に検討し、納得してスタートする。 これが納得目標となる。 (納得目標とは自分とチームメイトと支援してくれる人達への約束事)

そしてその計画より早目にその計画を上回る目標を達成するように挑戦しよう。

人間は自分の将来について、 「肯定的な錯覚をしている人」と 「否定的な錯覚をしている人」に二分されています。

肯定的な錯覚をする人は、「こういうときこそ、自分が活躍できるチャンスかも」 「自分なら成功するかも」「自分ならできるかも」という肯定的な「かも」によって 自分をコントロールして、運とツキをつかんでいきます。

否定的な錯覚をする人は、自分のやっていることが、うまくいかないことを、 他人のせいや環境のせいにして、自分を守ろうとする。 恐ろしいことに他人を責めることで、自分を守っていると、 不安や不満などのマイナスの感情に脳が支配され、 前向きな努力を怠ってしまうことになる。

「自分を信じる勇氣」というのは、物凄く大事です。 「根拠のない自信」「勘違いの才能」を持つことです。 過去の自分ではなく、根拠がなくてもいい、勘違いでもいい、 未来の自分を信じて、前向きに進んでいこう。

最近ではイメージや思考という理屈だけでは 心をコントロールできないより深いところにある“感情脳”が人を動かしているという 理論が着目されている。 肯定的錯覚を続けるためには、 常に前向きに明るく肯定的な「かも」で心を満たして “感情脳”を「快」の状態にすることが大事です。

前アメリカ心理学会会長のセリグマン博士は、 毎日、就寝前に、その日にあった「よいこと」を3つ書き出し、 これを「1週間続けること」。 この簡単な方法での実験結果からも、 驚異的な効果を発揮する…と提唱しています。

ただ思ったり感じただけでは、すぐ消えてしまうが、 書きとめることによって客観的に起きたことを見つめることができ、 心の中にしっかり残り、また振り返ってみて、 自分の変化や進歩に気づくことができる。 そしてあらたな悦びと生きる意欲を見出すことができる・・・と言っている。

マラソンとか駅伝とかプロゴルフやプロ野球でも、 途中経過の時点でよく2位3位と好位置につけている というメディアの報道があります。 勝負の世界に生きている我々にとっては優勝と2位では全く違う世界です。 途中経過でも「先頭を走る以外に好位置というのがあるの?」と私は聞きたい。

最近の日本人は勝負弱い気質があり、トップを走るのは、プレッシャーが大きくて 不利だと考えて、1位にはなれないけれど2位であれば良いという気質。 私はこんな気質は勝負の世界では、あってはならないと思っている。 日本や世界の将来を担う科学技術の研究に対して、「2番ではいけないのですか?」 という政治家がいましたが、こんな考え方で、日本がリードされたら、 日本の産業の未来はないと思う。

好位置とは、学生スポーツの分野でも、世界の舞台でも、 どこなのかを間違えてはいけない。 トップが好位置だと常に考える勝負強い日本を、築いていかなければならない。

今、卓球の世界では、 中国がトップで君臨しているのは当り前だという風潮が蔓延している。 大きな壁であることは違いないが、この風潮を打破することが重要で、 彼らより心・技・体において質も量もはるかに超える指導者と選手の出現を待たれてならない。

チーム全部員が同じ目標に向かって走る。 年の初めに、そのことを再度確認し、全員で同じ道を走ろう。 そして自分の取組むべき、心・技・体をどこまで伸ばすことができるかを意識する。 体力や技術の習得には一定の時間は掛かるが、意識することは今直ぐ出来ます。 訓練しているときに、今何を意識してやっているのか?確認してやる。 これが本当に大事。

選手個々の意識が髙まり、前進できれば、チーム全体の総力が高まり、 相乗効果を生んでどんどん質も量もパワーアップされます。

今まで通りであれば、今まで通りです。しかし、今までより一歩意識を髙め、 それを行動に移せばそれは成長や人間力の向上につながります。 自分の意識を変える決意と覚悟を持って、今年1年、明るく前向きにスタートしよう。

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