人生とは毎日が訓練である 今こそ出発点

「大器晩成」という諺がありますが、これは元々中国の老子が出典の

「小さな器はすぐ作れるが、大きな器は早くは完成しない。

 大人物となる人間は、普通より遅く晩年になってから大成する」という意味です。

しかし、結果が出るのに、あまりにも時間が掛かり過ぎては、

事を成し遂げる前に、人は諦めてしまう可能性がある。

また、この言葉は、現在パッとしない人が、

「自分は大器晩成型だから」という言い訳にも使われている。

少なくともこの言葉は、他人が評価するのであって、自分自身を語る言葉ではありません。

今、キラリと光る小さな成果を出せない人が、

数年後に大きく飛躍することが出来るわけがない・・・と私は思います。

人生でも、仕事でも、自分が志した道で懸命にやっているのに、

思わぬ辛いことが起き、落ち込んでしまうことがある。

チームの人間関係が強いストレスになることもある。

そういう状況になったら、発想の転換が凄く大事です。

ひろただ

乙武洋匡(五体不満足の著者)さんは、

自分にマイナスの事態が起きたら、絶対にこれは自分のためになると信じている。

だから、何のためにこんなことが起きたのか、その意味を見い出そうとする。

手と足が無いという状況は、客観的に見れば、かなり人生のマイナスかもしれない。

でもそうではなく、多分これには意味があると考えたのです。

僕の人生を豊かにする意味がある筈だ。

では、それは何か、20歳位からずっとそう考えてきた

僕は「ユニーク」という言葉が好きです。

「唯一の」「独自の」という意味ですが、生命を授かったからには世界中に何十億人いても、

本当に唯一の存在なのだと意識して生きていきたい

そして、自分以外のすべての人も、また一人ひとり独自の存在です

一人ひとりに違う個性があり、違う人生の意味がある。

互いの違いを認め、受け入れる。

そしてどう活かすかを考えていくことが大事だと思っています。

と語っています。

丁度、君達と同じ位の年齢の時から、ずっとそのように考えてきた・・・というのは、

素晴らしいことだなと思いました。

世の中で起こることは、すべて「因果応報」(善行には善、悪業には悪というように、

ぞれぞれの人の行いに応じた報いがあるという仏教の教え)なのだから、

すべては自分次第、自分の人生は自分で決めるしかない。

一度自分で決めたことは反省しても、後悔してはならない。

「人生とは毎日が訓練である」「今こそ出発点」という

大徳寺塔頭尾関宗園和尚の言葉で、今月は締めくくることとする。

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