一年を振り返り、 未来のための財産にしよう

今年は“己を信じる勇氣”過去の自分ではなく、 根拠がなくてもいい、勘違いでもいいから

未来の自分を信じて前向きに進んでいこう・・・ と私の思いを込めた「書初め」で始まった。

スポーツの世界でも、学問の世界でも、仕事の世界でも、

伸びる人は、物事をいかにいい方向に受け止める心を

持っているかによって決まります。

心のあり方が人生の価値を変えていくのです。

目に見えるもの、形あるものは有限ですが、 人間の内にある心の世界は無限です。

今までより一歩意識を高め、 それを行動に移せばそれは成長や人間力の向上につながります。

自分の意識を変える決意と覚悟を持って、 明るく前向きにスタートしよう・・・という意味です。

明治大学卓球部は春・秋のリーグ戦で優勝。

全日本学生選手権シングルスで丹羽が優勝。

全日本学生選手権ダブルスは平野・有延が優勝。

全日本学生選抜選手権で有延が優勝。

という結果で、皆よく願晴った一年ではあった。

しかし、夏のインカレに敗れ団体戦グランドスラムを逃し残念な結果となった。

今年のビッグニュースは何といっても、 2020年の東京オリンピックが決定したこと。

このニュースは単にスポーツ界のみならず 全国民に明るい話題として取上げられ、

経済界にも、景気の面でも好影響を与えた。

このことによって選手個々が受けた刺激は計り知れない程大きかったと思う。

あらゆる競技で、リオのオリンピックで引退を考えていた選手が

「よし!!東京まで頑張るぞ」と新しいエネルギーとなったことでしょう。

日本におけるスポーツへの関心は、 1964年の東京オリンピックを契機に一気に広がり、

活躍している一流選手は国民的ヒーローやヒロインになっている。

世界中の人々がスポーツに熱中する理由は何だろう。

自分の夢に向かって、血がにじむような努力を重ねている選手の姿を観て、

感動と感激を与えられているからでしょう。

もちろんコーチや指導者はいるけれど、最後は自分だけ。 勝つか負けるか結果が全て。

体の故障も怪我もいい訳にはできない。

それだけに体力強化だけではなく、心の鍛錬が大事だ。

今年もイチロー選手が我々に大きな感動を与えてくれた。

4千本安打を達成したとき、国籍も年齢も試合も関係なく

一塁ベースに仲間が祝福に集まってきた。

試合を中断してまで、皆が一塁に駆け寄るとは思ってもいなかった

イチローの驚いた表情のあと、半泣きになった顔は印象的だった。

インタビューがすばらしい。

「4千本のために、8千回以上の悔しさと向き合ってきた」

また、数年前には、 「前は相手のミスを待っていたけれど、今は相手のベストを待っている。

自分が本当にベストだったと思うためには 自分だけでなく相手のベストも必要だ」・・・と

投手と対決する打撃技術に自信を深めた心境の変化を語っていた。

実力で頂点を目指す選手にとっては最高の敵は、最良の相手なのだ。

10月には「打撃の神様」として球史に名を残し、

又監督としても9連覇を成し遂げた巨人軍の川上哲治氏が亡くなった。

川上氏は2軍の投手を相手に打撃練習をしているとき、

その投手の動きに合わせ足を踏み込むと、球が目の前でぴたりと止まった・・・。

それは、反復練習を黙々と重ねるうちに、「ボールが止まって見えた」という

感覚にたどり着いた最初の瞬間だったそうだ。

引退後も若手選手に対し、基本の反復練習がいかに大事かを説いていた。

人は生来、易きに流されやすい。持続的な努力は決して簡単なものではない。

だから多くの人が自己改善に苦労している。成功するためには、 多くの苦難を乗り越えなければならないことを殆どの人は認めている。

また進歩するためには時には挫折を経験しなければならないことも知っている。

しかし成功するためには、この考え方をもう一歩進めて逆境を喜んで受け入れて、

失敗を「人生にはよくあること」だと考える余裕が欲しい。

逆境には、さまざまな教訓と恩恵がある。

逆境を喜んで受け入れ、それを「乗り越えることで身に付く力」を鍛えていこう。

逆境や失敗を経験という財産に変えていこう。

この一年、感動したり、悔しさを味わったり、ニュースを聞いて勉強したり、

さまざまな経験をしたと思うが、

その体験を糧にして、自分の未来を見つめ直し、新しい年に備えよう!!

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