「氣」 を 学 ぼ う

 『 「氣」 を 学 ぼ う 』

私は20年程前に「氣の研究会」会長の故藤平光一氏に「氣」 についてご指導頂いた。 その頃、日本でもようやく「氣」=「天の理」が認知される ようになっていた。 『この天地には「氣」というすばらしいエネルギーが満ちあふれて いて、そのエネルギーは、勿論私達の体の中をも駆け巡っている。 これを上手に利用すれば、ありとあらゆる人間の可能性が無限に 広がっていく。対人関係、健康、ビジネスなどで日々を明るくし、 人生の成功をつかむことも可能になる。 スポーツ選手には短期間で結果が出るので、 「氣の力」は特に有効だ』とおっしゃっている。

「氣」にもプラスの氣とマイナスの氣がある。 氣を出すことを陽氣といい、氣を引っ込めることを陰氣という、 やる気十分というのは氣を出すことで、生氣溌刺、勇気凛々という 状態は、氣が体中をかけめぐっていて発散している状態をいう。 反対に、氣を陰に込めると陰氣になり、氣の出し方が弱いのは弱氣。 要するに日本語でいい意味の言葉はすべて、氣を出すことを前提に しているのである。

つまり「氣」を出さなければいけない━ ということを日本人は昔から理解していて、大事にしてきたのである。

人は思うだけでも「氣」は出るのである。 しかし、それをより確かなものにするためには、「言葉に出す」こと。 例えば「好きだ」というのはプラスの「氣」。「嫌いだ」というのは マイナスの「氣」が出る。 この言葉を口に出しただけで、氣はプラスとマイナスに別れてしまう。

先生は「五つの誓い」をつくられている。 ○ 私は今からプラスの心で 考えます。 ○ 私は今からプラスの心で 話します。 ○ 私は今からプラスの心で 行動します。 ○ 私は今からプラスの心で 人に接します。 ○ 私は今からプラスの心で 社会に貢献します。

常に、この五つを言葉にして、実際に口にしろ、口にすると自然にそういう 気持ちになる。そして、こんな簡単なことで、結果は大きく変わってしまう のである・・・とおしゃってました。

このことを船井幸雄氏は宇宙エネルギーの作用によるものだと、 言っている。つまり「氣」が出ている状態は、宇宙エネルギーが活動 しているのである。 「自分はできる」というプラスの言葉を使いさえすれば宇宙エネルギーが 活動し、「自分はできない、だめだ」と言えば、その瞬間に宇宙エネルギーが 逆流してしまう。 だから、失敗してしまうのである。

「氣」は万人に与えられた共通の能力です。 「心身一如」という言葉がある。心と体は常に一つに統一して使うべきもの であるという教えで、この心身統一体(自然体)というのは実は「氣」が 外に出ている状態なのです。要するにこの統一体さえできれば、いつでも どこでも「氣」を出すことができる。 心身統一の原則は ① 臍下の一点に心を静め統一する  ② 全身の力を完全に抜く ③ 体のすべての部分の重みを、その最下部に置く    ④ 気を出す しかしこの四つは同時にはできない。一つが完璧にできたら、 他の三つも全てできている筈。

臍下の一点に心を静める状態になると、全身の力は完全に抜けているし、 重みは全部下に来て必ず「氣」が出ている。また、重みを下にすると、 必ず「氣」は出ていくし、心も臍下の一点に静まり、全身の力が抜けている。 この四つのうちどれかは必ずできるはずである。そうなれば、誰でも、 どんなときでも心身の統一ができるようになる。即ち「氣」を出すことが できるようになるのである。

また、「氣」を出す方法のひとつとして「呼吸」が重要である。 正しい呼吸をすれば、間違いなく「氣」を補給できるようになる。

呼吸には、外界から肺まで酸素を入れて、肺からまた外へ出す外呼吸と、 その肺に入れた酸素を血液に乗せて全身に送り、炭酸ガスや、不純物を 肺まで持って帰る内呼吸、(外呼吸と内呼吸を合わせたものが人間の呼吸) それと皮膚呼吸というのがある。これらの3つを合わせて全身呼吸という。 そしてこの3つの呼吸が正しく発動されるときに体に「氣」が補給されて、 全身の活力が一氣に燃え始める。

正しい呼吸を行うには、 ①息は洩れるのではなく吐く   ② できるだけ静かな音で吐く ③頭部の氣より吐き始め、つま先の氣まで吐く   ④ 鼻端より吸い、つま先から頭部に充満するまで吸い入れる  ⑤ 吸い終わったら臍下の一点に沈める

以上のことを守りながら、次のように呼吸をすれば全身呼吸が行えるようになる。 ① 肩の力を抜き、リラックスして自然体で行う。 ② 口からできるだけ息を吐く (15秒~20秒)(初めは8秒~10秒でよい) ③ 全部吐いたら、2~3秒待ち、鼻から息を吸う         (15秒~20秒)(初めは8秒~10秒でよい) ④ 2~3秒待ってから、再び吐き始める この呼吸法を1回10分ほど行えば見違えるほど頭がすっきりし、健康にもよい。

「氣」についても勉強し、自分の将来の成功のため 、活用していくことを是非すすめたい。

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